デスクワークで夕方になると首の付け根が鉄板のようにカチカチに凝り固まる、上を見上げてうがいをしようとした瞬間に首の後ろや腕にズキッと鋭い痛みが走る。このような「いつものことだから」と諦めている頑固な首や肩の痛みは、実は首の骨や神経の経年変化が原因かもしれません。
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デスクワークで夕方になると首の付け根が鉄板のようにカチカチに凝り固まる、上を見上げてうがいをしようとした瞬間に首の後ろや腕にズキッと鋭い痛みが走る。このような「いつものことだから」と諦めている頑固な首や肩の痛みは、実は首の骨や神経の経年変化が原因かもしれません。
年齢とともに首の骨が少しずつ形を変え、まわりの組織を刺激することで、湿布やマッサージではすっきり抜けない慢性的な痛みの原因になります。
首の骨のクッションが飛び出し、お仕事中やお車の運転時など、特定の方向を向いたときに背中や腕まで突き抜けるような強い痛みを響かせます。
まずはレントゲン検査などで首の骨の変形度合いを正確に確認します。痛みが強い急性期には、炎症を速やかに抑える適切なお薬や、首の負担を一時的に減らす専用のサポーターで優しく保護します。症状が落ち着いてきたら、理学療法士がマンツーマンで、首や肩甲骨まわりの強張った筋肉をほぐすストレッチや、デスクワークでも負担のかからない正しい姿勢のコツをお伝えし、毎日の生活を少しでも楽に過ごせる身体づくりをサポートします。
朝起きたときに手の指先がじわじわとしびれている、お気に入りの服のボタンがうまく穴に通せなくなった、お財布から小銭を出すときに指先がもたついて落としてしまう。手のしびれや、手先の細かい作業のしにくさは、実は首の神経が元をたどった原因であるケースが多く見られます。
首の骨から腕へと伸びる細い神経の根本がヘルニアによって急激に圧迫されることで、片側の腕から手のひら、そして人差し指や親指などの指先にかけて電気が走るような鋭いしびれをもたらします。
首の中を通る最も太い神経の本幹である脊髄が徐々に圧迫される病気です。初期には両手の指先がジンジンとしびれ、ボタンを留める、お箸やペンを使うなどの細かい動作がしづらくなります。進行すると足がもつれやすくなり、歩きにくさや階段の降りが難しくなることもあります。
医師が丁寧な神経学的診察を行い、手先の感覚の鈍さや、指先の素早い動き、筋力の状態などを細かくチェックして、どの神経が辛さの原因かを突き止めます。しびれを和らげるため、神経特有の痛みに効果の高いお薬や、神経の修復を助けるビタミン剤を調合するほか、お薬だけでは取りきれない強い症状には、神経の近くに局所麻酔薬を直接届ける専門的な注射も検討します。また、手の麻痺が進行してお仕事上や生活に大きな支障が出ていると判断した場合は、タイミングを逃さずに高度医療機関をご紹介できる体制を整えています。
朝、布団から起き上がろうとした瞬間に腰が重くてすんなり立てない、洗面台で前かがみになって顔を洗うときに腰にピキッと激痛が走りそうで怖い、重い荷物を持った瞬間にグキッとやってしまった。腰の痛みは、年齢やライフスタイルによって傷んでいる場所が一人ひとり異なります。
前かがみの姿勢をとったり中腰になったりした際に、腰の骨のクッションである椎間板が飛び出し、すぐ後ろの神経を刺激することで、動くこともままならないほどの強烈な腰全体の痛みを引き起こします。
中高年の女性に多く見られ、腰の骨が前後にズレてグラグラと不安定に動くため、寝返りを打つときや椅子から立ち上がる瞬間、腰を後ろに反らせたときに腰の芯にズキッと強い痛みが響きます。
不意の動作で腰の筋肉や関節を痛めてしまった急激な捻挫状態です。なお、勤務中や通勤中のケガであれば労災保険の対象となる場合もあります。
腰のどの組織が痛みの悲鳴を上げているのか、レントゲンや超音波検査を組み合わせて客観的に原因を探ります。痛みが激しく歩くのも辛い時期には、強力に炎症を抑える鎮痛剤の処方や、腰を外側からしっかりと支えて安心感を高める軟性コルセットを処方します。動けるようになってきたら、リハビリを通じて、腰への負担を劇的に減らすための体幹筋肉(インナーマッスル)の簡単なトレーニングや股関節のストレッチを丁寧に指導し、ご自身の筋力による天然のコルセットを育てて再発を防ぎます。
椅子に座っているとお尻の奥がジクジクと痛んで何度も座り直してしまう、くしゃみや咳をした瞬間に太ももの裏からふくらはぎにかけて電気が走るような鋭い痛みが響く、靴下を履こうと身体を曲げると足の後ろ側が突っ張って痛い。これらは坐骨神経痛と呼ばれる、腰から足へとつながる神経のSOSです。
20代から40代に多く、飛び出したヘルニアが腰から足の先へと向かう太い坐骨神経の根本を強力に押し付けることで、主に片側の足やお尻に、電気が走るような耐え難いほどの鋭い痛みやしびれをもたらします。
主にご年配の方に多く、腰の神経の通り道が徐々に狭くなることで、お尻から太ももの裏、ふくらはぎにかけて、歩いているときや真っ直ぐ立っているときに慢性的な重だるい痛みやしびれを引き起こします。
ベッドに仰向けに寝て足を上に持ち上げるテストなどを行い、足の神経がどれくらい圧迫されてストレスを受けているかを詳しく調べます。神経のまわりで起きている強い炎症を鎮めるため、神経特有の痛みに効果の高いお薬や、血流を改善してしびれを和らげるお薬を病態に合わせて処方します。夜も眠れないほど激しい痛みが続くような非常に辛い状況の患者様に対しては、痛みの原因となっている神経の近くに局所麻酔薬などをダイレクトに注入する専門的な注射を行い、痛みを和らげる治療をご提案いたします。
お買い物や散歩に出かけても、5分ほど歩くと太ももや足先がしびれて前に進めなくなる、でも、ベンチに座ったり少し前かがみでしゃがみ込んで休んだりすると、また元通り歩けるようになる。スーパーの買い物カートを押したり、自転車に乗ったりしている前かがみの姿勢のときはなぜか足が楽である。これは、加齢に伴う背骨の変形が原因かもしれません。
加齢によって腰の骨のトンネルが狭くなり、真っ直ぐの姿勢で歩くときに下半身の神経や血管が締め付けられることで、一定の距離を歩くと足がしびれて一歩も進めなくなる間欠跛行という歩行障害を起こします。
腰の骨が前後に滑り出るようにズレてしまうことで、歩行時に背骨のグラつきが生じて神経の通り道をさらに不自然に狭くし、脊柱管狭窄症と同じような歩行時の足の激しいしびれや痛みを誘発します。
通常のレントゲンだけでなく、お身体を前へ曲げたときと後ろへ反らせた姿勢で撮影を行い、動いたときに腰の骨がどれくらい不安定に動いているかを正確に計測します。治療では、滞ってしまった神経の血流を改善し神経の働きを助けるお薬を処方し、休まずに歩ける距離を少しずつ伸ばすことを目指します。お薬だけでは十分な改善が得られない場合には、ブロック注射を行い症状の改善をはかります。リハビリテーションスペースでは、腰や股関節、下肢の筋肉の緊張をほぐすストレッチや、腰に負担をかけずに足腰の筋力を維持・向上できる運動療法を行い、元気に自立して歩ける身体づくりといつまでも自立した生活を送れるようサポートします。
最近、鏡を見るたびに背中や腰の丸みが気になるようになってきた、以前に比べて身長が2cm以上縮んだ気がする、壁に背中をつけて真っ直ぐ立とうとしても頭や背中が壁から離れてしまう、台所での立ち仕事や家事をしていると背中から腰にかけて重だるい痛みが続いて辛い。これらは、骨が弱くなっているサインかもしれません。
骨密度が低下し、初期は痛みがありませんが、放置するとご自身の体重に背骨が耐えきれずいつの間にか潰れてしまう骨折を起こし、それによって背中が丸くなったり身長が急激に縮んだりします。
大人の側弯症は、椎間板や関節が左右非対称に傷むことで背骨が左右へと複雑に曲がりねじれていく病気です。見た目の姿勢の崩れだけでなく、曲がった体を無理に支えようとして頑固な背部痛や腰痛を伴います。
当院では、骨粗鬆症の診断において最も信頼性が高いとされる高性能な骨密度測定装置(DEXA法)を導入しており、寝たきりのリスクが高いとされる腰の骨と太もものの付け根の2箇所を正確に計測して客観的な骨の評価を行います。骨粗鬆症と診断された場合は、患者様の年齢やライフスタイルに最も適したお薬を選択して骨を強くする治療を開始します。並行して理学療法士による下肢・体幹の筋力トレーニングなど、一人ひとりの体力や身体機能に合わせた運動療法やふらつきを抑えて日常生活での転倒を未然に防ぐバランス訓練をご指導し、いつまでもご自身の足で元気に歩ける健康寿命を延ばすために力を尽くします。
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